オークションに出品されていた M1-LSC | ||||||
PAT. APC.NO. 29-25418 30- 3110 31-32629 背面より |
SATIN HiFi PICK UPより
規 格 | |||
1. | 針 先 半 径 | LP 0.02mm (0.8ミル) SP 0.075mm (3ミル) | |
2. | 直 流 抵 抗 | 約 25 Ω | |
3. | インダクタンス | 約 30 μH | |
4. | インピーダンス | 20∼20,000c/sにて約25Ωで殆ど変化しない | |
5. | 負荷インピーダンス | 100 Ω 以上 | |
6. | 周 波 数 範 囲 | 20∼20,000c/s ± 2db | |
7. | 針 圧 | 4∼6g | |
8. | 出 力 電 圧 | -42db (8mvR.M.S.) ± 2db 1,000c/s, 50mm/s, R.M.S.に於て | |
特 許 | No. 234637 No. 236678 その他6件 |
さらに, 針先の交換 と 交換針 の項目があります.
雑誌「電気店」11 月号 p.186 (65) に掲載された M-117 の解説(当時,オーディオ店で配布)に「サテンのスパイラル・ムービングコイルは,第1号機M−1以来の方式,そしてM−5以来MC型としては唯一の針交換機能をそなえることになり」とあり,この記事に基づいて「針交換機能」は M5-45 の新技術としたのですが,M1 に移しました.また,M7-45 の表紙に「研鑽10年M1−L1・M2−45・M3−45・M5−45」とありましたので M1-L1 と表記していましたが,M1 にしました.なお,テンションワイヤは M-117,他は塚本謙吉氏が出典です.
ピックアップ・カートリッジ試験成績表より