横浜市の大浦様よりたいへん貴重な資料をお分けいただきました(12/8/03).
1972 年頃にサテン音響が雑誌広告で、現代の増加する都市騒音から(サテンカートリッジが再生する)繊細・デリケートな音を聴き取る耳を守る必要があると強調して、希望者に郵送配布した耳栓です。郵便切手 ¥150 を添えて申し込むと送ってくれ、私が入手したのは 1972 年 7 月 13 日です。丁度 M-14 が市場にあった頃で、カートリッジのメーカーがこんなことをする発想と実行が愉快なので、サテン関連資料の端の方にあってもよいと思いお送りする次第です。

「MJ 無線と実験」誌の金田式 DC アンプで有名な金田明彦氏は,同様な理由で耳栓をして外出されるそうですが,(金田氏の記事は 73 年以降なので)元祖は塚本氏でしょうか.

 

  実用新案      No.15型 耳 栓      意匠登録
この耳栓は 傘型に設計されて居り,柔軟な材料で製作されて居りますの
で 極めて簡単に挿入出来,しかも どなたの耳孔にも良く合います。
高音も低音も遮音します。
サイズは1サイズのみです。           輿 研 株 式 会 社

この耳栓は現在(2003年末)も興研の防音保護具のサイトに載っています.
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