さだまさし ソロコンサート通算3333回記念コンサート in 日本武道館
2005.9.6 (TUE) - 9.7 (WED)
倉田信雄,石川鷹彦,宅間久善,松原正樹,岡沢章,島村英二,河合代介(Hammond Organ, Keyboard)
吉田正美(10-13, 30-33 グレープ,34 Guitar,まさしの YAMAHA LJ66 を使用),C.G.S.(6-9 Chorus)
第一部(9.6 PM 6:11 - 9:15)
「Back Stage」の模様と,今までのアルバムやコンサートの写真,コンサート回数のカウンタがスクリーンに映された(上記開始時間はこれを含み,実際のコンサートは5分ほど短い.第二部も同じ).
- 長崎小夜曲(3曲目までスタンディング・オベーション)
- O.K!(ラストで銀色のテープが客席に向かって発射された)
- Final Count Down
MC(第一部はトークのメモを取っていなかった)
- 桜散る
- 初恋
- さよならさくら(T'sT No.90)
MC 春の歌を唄った.冬まで唄う
- Close Your Eyes -瞳をとじて-
- 渚にて -センチメンタル・フェスティバル-
- 雨の夜と淋しい午後は
MC
- 紫陽花の詩(T'sT No.32)
- 精霊流し
MC(グレープ Encore)客席からリクエストがいろいろ.私は吉田さんソロ・ボーカルの「告悔」と叫んだ
- 殺風景(T'sT No.32)
MC
- 雪の朝(T'sT No.32 だったと思う)
MC
- 台風の中の「砂の祭典」(「何の機長」)
- 映画「長江」の撮影にあたって行われた北京公演(北京展覧館)が放映されたのを見た中国の人々に囲まれて「ふるさと」を歌った話.話に織りまぜて「ふるさと」を断片的にアカペラで唄う
- とこしへ(Nylon Strings Guitar でフィンガーピックを使用.Capo. 2 Key D.石川さんは Nylon Strings Cutaway Guitar)
- MOTTAINAI(YAMAHA L-53 MASASHI-CUSTOM.倉田さん Pianica,石川さん Flat Mandolin)
MC
- あなたを愛したいくつかの理由(with 佐田玲子.ちなみに,この日は「妹の日」)
- 道化師のソネット(L-53 MASASHI-CUSTOM)
- セロ弾きのゴーシュ(Violin)
MC
- 奇跡 〜大きな愛のように〜
- 青の季節(ドライアイス?がステージに流れる)
Encore
- たいせつなひと
Encore
- 主人公
エンド・クレジットが映写され,Free Flight のロゴで終わる.
第二部(9.7 PM 6:09 - 9:28)
- 修二会(T'sT No.32)
- 夢しだれ(T'sT No.32)
- 飛梅(T'sT No.32)
MC
- 惜春(河合代介さんのチェンバロのような音が加わり良い雰囲気だった.他の曲でも河合さんの新しい音が加わり,新鮮味が)
- 桐の花
- つゆのあとさき
MC
- カステラは梅雨時が良い.客にカステラを切るときの標準的な大きさを質問(親指と人さし指で示す)
- 山本直純さんが25分の曲を作れ
- 建具屋カトーさんから,軽井沢駅で預金高チェックされるなどと,脅かされた
- 宅間さんの誕生日は「パー・イッ・パー」(8月18日)
- 「親父の一番長い日」リクエストの拍手.あっさり受ける(石川さんと相談しているようであったが,Capo. 1 のギターも用意されていたし,河合さんも Hammond Organ を弾いていたので,最初からそのつもり?)
- まさしのズボン吊りが外れる「事件」が起きた(ギターをスタンドから取る時に)
- 親父の一番長い日(YAMAHA L-55 石川さん Nylon Strings Guitar)
MC
- しゃべるのが,のどに悪いと医者に言われた
- 吉田さん登場.グレープがプロとして最初にステージに立ったのは大阪のエレクトロニクス・ショーで,売れ始めたのは名古屋(大阪・名古屋に生中継)
- グレープの予定は2曲だが,昨日は…
- デビュー当時は2人で42才,今は 100 を超えた(吉田さんが昨日 105 と言っていた).客数は 304 人から 8000
- 吉田さん,額に手を当てて会場を見渡し,「よく入っている….」
さださん,「来てくださった」と言いなさい
- まさし,次曲のイントロを「紫陽花の詩」と間違えた(共に Em).それを捉えて,
吉田さん,「ぎゃふんと言わしたかった」,
まっさん,言葉で「ぎゃふん」
- 縁切寺(T'sT No.32)
MC 初七日,香典返し,七回忌.来年はおばあちゃんの50回忌(と言ったように思いますが,45回忌)
- 無縁坂(Violin 石川さんはギターでサポート)
MC(グレープ Encore)
- グレープをライブで聴いた人の「世論調査」.高校生以下だった人に多くの人が拍手し,「ウソつき!」
- 次曲を吉田さんと打ち合わせ.
まっさん,まだ打ち合わせのつもりで「1,2,3で出る」,
吉田さん,本番と勘違いして実際に出てしまう
- 蝉時雨(T'sT No.32)
MC
- イントロだけ再度合わせる(上記の勘違いに関係して)
- 来年でグレープ解散30年.レーズン・セカンドをやろうか.30年も経つと,一方はふつう死んでる.「何もこわくなかった ただ借金だけが…」
- 次曲は昨日リクエストがあって良いと思ったが,自信がなかった
- 「吉田は歌が上手くなった,俺はギターが上手くなった.」当時は「ギターが下手でごめん」と言って,吉田さんに頭を下げる
- 吉田さん,次曲の練習に夢中で(客席には聴こえない),まさしが話しかけても応答なし
- 19才(T'sT No.32 だったと思う)
MC(吉田政美 Encore)まさしあおる.私は吉田さんに敬意を表して「告悔」「風と空」「レーズンの曲」と叫んだ
- 黄昏坂(T'sT No.32 だったと思う)
吉田さん逃げるように走ってステージから去る.
MC
- グレープの曲でない「黄昏坂」でも「吉田のギターの音」
- グレープ時代のキャンペーンで箱に乗って唄ったのが,「ぴんから」の兄みたい
- 当時のマネージャ長島勇三郎さんが,グレープの宿泊に大阪ステーション・ホテルを取った.お初天神通りにある小学校のわきを通って行くと,円形ベッドのラブ・ホテルだった
- 大阪のキャバレーで「雪の朝」を紹介された(浜村淳さんの声色をまねて)
- 「『猫』の方ですね」と尋ねられてサインした.「〜ね」なら「はい」と答えるしかない.「〜か」なら「いいえ」と答える.猫の絵を書いて,カタカナで「ネコ」と書いた
- 「フィンガー5」の付人と間違えられ,吉田さんが「チョンガー2」とつぶやく
- 駐車場の係員に所ジョージさんと間違えられ,所さんの駐車場所へ案内された
- 志度町,音で言うと,倉田さん「シ」「ド」と弾く
- ゴルフ場で「松山さん」と声をかけられた.いっしょにいたのは平井さんなので(松山さんではないので),千春と間違えられていると思った.20年前のこと
- (話がとんで)眼鏡を外してニングルハウスのお土産(手回しオルゴールのハンドルを回すような仕種)を見ていたら,若い売り娘さん「今,『北の国』から人気あります」(作者のさだまさし本人とわかっていない)
- (話が元に戻って)千春とは品が違う.千春のサインをまねした.千春は漢字がダメなので「ちはる」とひらがなで書いた.「俺もひらがなだった.」ゴルフが終わって帰りに「松山さん」のおばさんが「さださん.」娘が大ファン(千春と間違えられた時も同じセリフ).千春偽サイン色紙を差し出され,裏にさだまさしのサイン
- バンド・メンバーは45分待っていた.事前にわかっていたら,ステージを降りて休憩してもらうのに
- 「縁切寺」と「無縁坂」は夏でない(夏と言い聞かせて,梅雨から秋の次曲へ)
- 1月から12月の歌を書いてと言われる
- October 〜リリー・カサブランカ〜
- 晩鐘(スクリーンには月が)
- 秋桜(演奏終了後,倉田さん客席に一礼)
MC
- 若い娘をまねて語尾を伸ばして,「(メモの判読不可能)」「山口百恵さんがさださんの歌をカバーしてたんですかぁー」「さださん『秋桜』お好きなんですかぁー」
- 「通」だけじゃなくワンもツーも(知っている歌を次に唄う)
- 北の国から―遥かなる大地より
- 冬物語(L-53 MASASHI-CUSTOM Capo. 3 Key Cm)
- 人生の贈り物-他に望むものはない-(3コーラス目は「すろうらいふすとーりー」と同じ一部韓国語.演奏終了後,石川さん客席に一礼)
MC
- 西條八十氏「詩は人の心を動かす.」(この話は第一部でも.)歌作りの苦労.3行書いてコンサートへ,そして戻ってくると,その3行を消す.
- 「夏 長崎から」は来年で最終回.いつかはできなくなるので,できるうちにやめる.3年に1回とか,やりたくなったら,またやる.いなかの人は「いいえ」とは言わない(メモでは前後関係不明).たいせつな人の笑顔を護る
- 赤ん坊のときに握りしめて生まれてきた,右手に勇気,左手に元気は,使えば使うほど増える
- 天然色の化石(まっさん独りだけでピックアルペジオの弾き語りに魅了され,ギターの確認を忘れたが,T'sT No.32 だったと思う.いつもの独特のリズムのストロークとはまったく異なり,3コーラス目のサビだけがストロークで,「God Bless You」の歌詩はなかった.最も好きな歌の一つですが,会場全体も引き込まれている雰囲気が.歌詩を省いた思いを聞きたい)
- 防人の詩
- 遙かなるクリスマス(L-55 すばる望遠鏡などの深宇宙のような画像がスクリーンに.ラストではそれに雪が舞い,客席にはシャボン玉が多数放出された)
- 風に立つライオン(Violin)
Encore
- まほろば(T'sT No.32 まっさん独りだけの弾き語り)
Encore
(アンコールで何度も引っぱり出されて)武道館でやったことを後悔している
- 落日(L-55 まっさん独りだけの弾き語り)
瀬戸内寂聴さんの講演を聞きに行った話(MC の場所をメモしていない)もあり,「日本が聞こえる(05/8/29)」より引用すると,
「出家しているから恋は出来ないけど」と。「年を取ったから」ではないのが凄い。「蓮の花の上に善人ばかりがいる極楽なんてつまらない。地獄へ行けば悪いことをした人ばかりで余程面白いわよ」
ステージ中央と左右にスクリーンがあり,左右のスクリーンにテレビカメラの映像(左右同じ)が映されていたが,ディジタル処理のためか,音よりわずかに遅れていた(普通は音が遅れる.スピーカから 33 m 離れた場所では,「北の国から」で 32 分音符の間隔だけ遅れる計算になり,レコードの中間演奏でトランペットのトリルが 32 分音符相当です).中央スクリーンの両サイドに柱状に見えるカーテン様のものが左右それぞれ2本あり,「北の国から」では緑(中央スクリーンは北海道の緑の畑の風景),「人生の贈り物」では紫などと,色が変わった.
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